金融用語辞典
更新日:20151025

マニフェスト

 まにふぇすと
 マニフェストとは、一般に選挙に際して候補者や政党などが選挙民に示す「政策綱領」(mani- festation)の意味で用いられている言葉です。従来の選挙公約との違いは、公約が「景気回復も減税も福祉もやる」といった総花的に政策目標を掲げる反面、遂行のプログラムが明確でなく、事後的なチェックも極めて曖昧になりがちなことに対して、マニフェストは、「何を、いつまで、どのように実行・達成するか」を、その財源や時期などとともに、より具体的に示すことにあるとされています。こうした「政策綱領」を具体的に示し、選挙後は、いわゆる「行程表」に沿って政策が実施されることになりますが、マニフェストにはこうした選挙後の政策実行・達成状況の具体的検証を容易にするメリットもあります。発祥はイギリスとされ、欧米では古くから政策実行プランとして用いられてきた言葉ですが、わが国では、政治の舞台における「政策綱領」の意味としては、2003年春の統一地方選挙の頃から広く一般に用いられるようになりました。
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