金融用語辞典
更新日:20180409

国際財務報告基準(IFRS)

 こくさいざいむほうこくきじゅん
 International Financial Reporting Standards
 国際財務報告基準(IFRS:International Financial Reporting Standards)とは、各国で異なる会計ルールの統一を目指して、国際会計基準審議会(IASB)が策定する会計基準のことです。IASBは2001年から活動を開始していますが、その活動は前身である1973年発足の国際会計基準委員会(IASC)より引き継がれたものです。IASCによって作られた会計基準は国際会計基準(IAS)と呼ばれていましたが、IASはIASBに継承され、順次改訂、見直しが行われています。
 IFRSについては、2005年に欧州連合(EU)が、域内の上場企業に採用を義務付けたほか、現在世界の100か国・地域以上で導入されています。日本でも、2010年3月31日以後に終了する連結会計年度から、一定の要件を満たす企業については任意適用が認められています。その一方で、わが国では企業会計基準委員会(ASBJ)によるIFRSへのコンバージェンス(収れん)プロジェクトが進行中であり、日本企業にとっては今後対応の重要性が増すとみられています。
 なお、米国においては、2007年11月に証券取引委員会(SEC)がIFRSを用いる外国民間登録企業に対する米国会計基準への調整表の作成義務の廃止を決定しましたが、このことは世界的なIFRSへのコンバージェンスの流れをより一層加速するものとなりました。現在、米国では上場企業の財務報告制度にIFRSをどう組み込むかなどが検討されています。
 企業会計審議会  国際会計基準(IAS)
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