金融用語辞典
更新日:20180409

個人向け社債

 こじんむけしゃさい
 corporate bond targeting at individual investors
 個人向け社債とは、企業が発行する債券社債)のうち、国内において公募により円建てで発行されるもので、引受主幹事証券会社が主として個人に取得させることを目的に引き受け、当該引受主幹事証券会社から日本証券業協会に、当該社債の内容が記載された書面の届出が行われたものをいいます。
 社債の多くは機関投資家向けに、最低購入単位が1億円程度で発行されますが、個人向け社債は個人投資家でも購入できるように最低購入単位を100万円程度に小口化して発行されます。発行者の狙いとしては、資金調達先の多様化や、会社の知名度の向上、インベスター・リレーションズ(IR)活動の一助にしたいといったことなどがあります。一方、投資家のメリットとしては、販売単位が小さく買いやすい、利回りが確定している上に預貯金などよりも有利な運用ができるといったことなどがあります。反面、債務不履行(デフォルト)リスク、価格変動リスク、流動性リスクなどもあるため、銘柄選びには注意が必要です。
 なお、個人向け社債等については、日本証券業協会の店頭気配情報発表制度があります。同協会は報告会員証券会社から報告を受けて、日々の店頭気配情報を発表しています。
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