金融用語辞典
更新日:20180409

個別元本(追加型株式投資信託)

 こべつがんぽん
 追加型株式投資信託の個別元本とは、追加型株式投資信託を保有している受益者の、税法上の取得元本のことです。すなわち、個々の受益者がそのファンドに実際に信託した金額であり、当初募集時に購入した場合の個別元本は、当初元本価額(1万円)となり、また、追加設定で購入した場合は、購入する際の基準価額(追加設定時に信託財産留保額を徴収するファンドの場合、基準価額信託財産留保額を加えた販売基準価額)になります。ただし、外枠手数料やそれに伴う消費税は個別元本の額に含まれません。このように、追加型株式投資信託においては、同一のファンドでも、受益者ごとの個別元本は異なってきます。
 追加型株式投資信託の個別元本方式への移行は、2000年4月1日に行われましたが、移行時に追加型株式投資信託を保有していた受益者については、制度移行日の前日の当該ファンドの平均信託金の額(当該ファンドのすべての受益者の平均購入価額)をもって、当該受益者の個別元本とされています。
 新制度に移行後に支払われた元本払戻金(特別分配金)は、元本の払戻しに相当するため、特別分配金支払い前の個別元本から控除されます。
 また、同一の受益者が、同一ファンドを複数回取得した場合には、その都度個別元本の修正(移動平均による再計算)が行われます。
 なお、譲渡損益の金額を計算する際の取得価額については、実際の取得価額の代わりに、この個別元本に外枠手数料および消費税を加えた額を取得価額とすることもできます。
 平均信託金方式  基準価額  個別元本(追加型公社債投資信託)  収益  収益分配金  受益者(投資信託)  消費税  信託財産留保額  追加型投資信託(オープン型投資信託)  投資信託
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