金融用語辞典
更新日:20180409

国際収支統計

 こくさいしゅうしとうけい
 balance of international payments
 国際収支統計(IMF方式)とは、一定期間における一国のあらゆる対外経済取引を体系的に記録した統計のことです。居住者と非居住者の間の取引で、財貨・サービス・所得の取引、対外資産・負債の増減に関する取引、移転取引に分類できます。取引そのものは、経済価値の創出・変換・交換・移転または消滅を反映するもので、財貨・金融資産の所有権の移転、サービスの提供、または労働および資本の提供を伴うフローとして定義されます。なお、国際収支統計は、「経常収支」「資本収支」「外貨準備増減」「誤差脱漏」の4項目から構成されています。
 経常収支とは、日本の居住者と海外の居住者による財・サービスの取引におけるすべての受取りから支払いを差し引いたもので、貿易収支(財貨(モノ)の取引)、サービス収支(輸送・旅行・その他のサービス取引)、所得収支(雇用者報酬・投資収益)、経常移転収支(外国への援助・国際機関への拠出等)を合計したものです。
 資本収支は、居住者と非居住者との間で行われた資産または負債の受払いを計上したもので、投資収支(直接投資・証券投資・その他投資)とその他資本収支(資本移転・その他資産)を合計したものです。
 上述の経常収支、資本収支の項目に、外貨準備増減、誤差脱漏の項目を加えるとゼロになるように統計が作成されています。
 外貨準備高  貨幣  金融  経常収支  金融収支  資本取引  第一次所得収支
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