金融用語辞典
更新日:20180409

公正取引委員会

 こうせいとりひきいいんかい
 公正取引委員会とは、「独占禁止法(私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律)」を運用するために設置されている国の機関のことです。国の行政機関には、省・庁などのほかに、一般に「行政委員会」と呼ばれる合議制の機関があり、公正取引委員会はこの行政委員会にあたります。年齢35歳以上の学識経験者の中から、内閣総理大臣が国会の同意を得て、任命する委員長と委員4人で構成されます(同法第29条)。
 独占禁止法は、事業者の公正・自由な競争を促進するために、私的独占や不当な取引制限(カルテル)、不公正な取引方法などを禁止していますが、公正取引委員会はそのための運営機関として、違反者を取り締まるために、調査のための強制処分や違反者に対する勧告、課徴金納付命令などの強い権限を持っています。独占禁止法に違反する者については、同委員会が審判手続きによって審理し、審決という形で最終決定を下します。なお、独占禁止法の補完法として、下請事業者に対する親事業者の不当な取扱いを規制する「下請法」があり、その運用も行っています。
 保証  景品表示法  独占禁止法
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