金融用語辞典
更新日:20180409

公社債の流通市場

 こうしゃさいのりゅうつうしじょう
 公社債の流通市場とは、既に発行されている債券既発債)が売買される場のことをいいます。
 株式の売買はその多くが取引所取引の形態で行われますが、債券の売買は店頭取引が大部分を占めています。その理由としては、(1)債券は銘柄数が多くすべてを上場して取引所で売買することは困難である、(2)債券は銘柄別の個性が乏しく代表的な銘柄の利回りがわかればその銘柄の利回りを準用しても支障がない、(3)債券の売買単位は一般に大きく画一的な条件による取引がなじみにくい、などがあげられます。
 わが国の公社債流通市場は、1970年代中頃より急速に拡大しました。1975年度には58兆円に過ぎなかった売買高は、その後拡大が続き、2007年度には初めて1京円を突破しました(1京2,534兆円)。しかし、その後2010年度には7,700兆円台まで減少しましたが、近年は再び増加傾向を示し、2014年度には再び1京円を超える水準となりました。
 公社債の売買高が拡大してきた要因としては、売買高の圧倒的なシェアを占める国債が大量に発行され、その残高が大幅に増加していることがあげられます。
債券市場
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