金融用語辞典
更新日:20151018

決済専門銀行

 けっさいせんもんぎんこう
 決済専門銀行とは、預金の出し入れや振込み、買い物の決済など、個人向けサービスに業務を絞り込んだ銀行のことです。
 銀行法に規定される普通銀行の「固有業務」は、預金業務、貸出し業務、為替業務の3つであるとされています。これに対して、決済専門銀行は要求払い預金業務と為替業務だけを行い、貸出業務を行いません。手数料収入と国債などでの運用益が収入源になっており、店舗や従業員を持たずコストを最小限に抑えています。日本では、流通大手のイトーヨーカ堂グループが2001年4月にアイワイバンク銀行(現セブン銀行)を設立、同年5月営業開始したのが始まりです。
 政府は伝統的な銀行以外の銀行の設立を認めてきませんでしたが、2000年8月に、「新しい形態の銀行等」に分類し、「運用上の指針」を公表し、認めることとしました。そして、2001年11月には、銀行法が改正され、異業種の親会社が銀行の株式を20%以上持つ場合には事前の認可を受けることや、必要に応じて親会社の検査を実施することなどが定められました。新しい形態の銀行等には、決済専門銀行以外に「インターネット専門銀行」があります。これらの銀行は、金融機関以外から参入しているものが多いため、「異業種参入銀行」とも呼んでいます。
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