金融用語辞典
更新日:20151130

減資

 げんし
 reduce capital
 減資とは、株式会社や有限会社において、その資本金を取り崩すことで、「資本の減少」を省略した言葉です。減資には、企業の規模を縮小するため、不要な会社財産を減らして株主に返還する「実質的減資」と、欠損金を消すために行う「形式的減資」とがあります。業績不振の株式会社が一般に行う減資は後者のほうで、株主資本の部に累積してしまっている欠損金を資本金の取り崩しにより穴埋めします。減資をしても全体としての株主資本は変わらないため、100%減資でなければ株主の株式価値に変化はありません。資本金会社の財産の基本をなすものであるため、みだりに減資することは法律によって制限されています。株式会社においては会社法447条において定めがあり、減資をする場合には株主総会における特別決議が必要とされています。例外的に、資本金減少額を全額欠損補填に充当する場合は、定時株主総会の普通決議で足ります。
 普通決議  株主総会  株主  会社  株主資本  資本  資本金  特別決議(株主総会)  有限会社  有償増資
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