金融用語辞典
更新日:20180409

ケイマン諸島

 けいまんしょとう
 Cayman Islands
 ケイマン諸島とは、キューバの南、ジャマイカの北西にある英国の植民地のことです。ケイマン諸島は、バハマなど、他のカリブ海諸島と並んで、タックス・ヘイブン(tax haven)として有名です。タックス・ヘイブンとは、全く税金が存在しないか、または極めて税率が低い国・地域(租税回避地)のことです。ケイマン諸島における無税等の歴史は、18世紀に座礁した英領ジャマイカの商船をケイマン人が救出し、その報償として、当時の英国王ジョージ3世が税を免除したのが始まりといわれています。
 タックス・ヘイブンに関しては、事業実態のないペーパーカンパニーを作り、税率の高い国から所得を移すことで、租税回避を可能にしているとの国際的な批判があります。2016年には、タックス・ヘイブンに関する流出情報、いわゆる「パナマ文書」の公表を契機に、同年5月に開催された主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)でも租税回避の問題が議論となり、主要国は足並みをそろえてペーパーカンパニーなどの監視強化などにあたることで合意しました。
 税金  税率  タックス・ヘイブン
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