金融用語辞典
更新日:20171215

繰上返済

 くりあげへんさい
 prepayment
 繰上返済とは、返済期間中にまとまったお金で残りのローンの一部または全部を返済することです。このとき、残額の一部を返済することを「一部返済」、全部返済することを「一括返済」といいます。
 個人の住宅ローンなどを例にとれば、一部返済の方法には「期間短縮型」と「返済額圧縮型(または期間不変型)」の2つの方法があります。期間短縮型では、一部返済する金額を将来返済しなければならない期間の元金の返済に充てます。つまり、元金が減った分、返済期間が短くなります。毎月の返済額は変わりません。返済額圧縮型とは、返済期間短縮型と同様に将来返済する元金の一部を返済する方法ですが、ローンの残額から一部返済した金額を差し引き、残ったローン額を最初に契約した期間で返済していく方法です。したがって、返済期間は変わりませんが、毎月の返済額は減ります。
 どちらの方法も早く行うほど利息節減効果があります。元利均等方式を利用している人はどちらかを選べますが、元金均等方式を利用している人は返済額圧縮型になります。通常は、毎月の返済額の6か月分を最低返済額としていますが、住宅金融支援機構の一部返済は100万円以上(金融機関の窓口で手続きする場合)となっています。
 なお、繰上返済を行う場合、通常、手数料がかかります。ただし、住宅金融支援機構融資の場合、従来は一部返済では、期間短縮型は3,150円、それ以外は5,250円の手数料がかかりましたが、2017年4月以降は手数料がかからなくなりました。一括返済の場合は手数料がかかりません。また、長期固定金利住宅ローンの「フラット35」の場合、一部返済の場合も手数料はかかりません。民間の金融機関でも、インターネット専門銀行や一般の銀行でもインターネットバンキングを利用して返済する場合は、手数料を無料にしている場合があります。
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