金融用語辞典
更新日:20171215

金融機関の破綻処理(預金保険)

 きんゆうきかんのはたんしょり(よきんほけん)
 わが国で金融機関が破綻した時は、預金等は預金保険制度により保護されます。預金保険による預金保護の仕組みとしては、保険金支払方式と資金援助方式の2つの方式があります。いずれの方式でも、預金保護に必要な資金は預金保険機構から支払われます。
 このうち保険金支払方式は、預金保険機構が預金者に対し、直接保険金を支払うかたちで、預金等の保護を行う方法です。一方、資金援助方式は、破綻金融機関の営業の一部を他の健全な金融機関(救済金融機関)が受け継ぎ、預金保護のために必要な費用等を預金保険機構が救済金融機関等に資金援助するかたちで、預金等の保護を行う方法です。
 保険金支払方式では、破産手続も並行して進めるため破綻金融機関の金融機能が停止し清算されることが予定されているのに対して、資金援助方式では、破綻金融機関の一定の金融機能は救済金融機関に移管され、維持されます。なお、内閣総理大臣、金融庁長官および財務大臣の諮問機関である金融審議会の答申では、金融機能を維持し、破綻に伴う混乱を最小限に止めることができる資金援助方式を優先させるとの方針が示されています。
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