金融用語辞典
更新日:20151018

企業物価指数(CGPI)

 きぎょうぶっかしすう
 Corporate Goods Price Index
 企業物価指数とは、企業間で取引される商品の価格に焦点を当てた物価指数のことで、「国内企業物価指数」「輸出物価指数」「輸入物価指数」の3つの基本分類指数があり、日銀が調査・公表しています。2002年12月まで「卸売物価指数」と呼ばれていましたが、生産者段階で価格のウエイトが高くなったことで名称が変更されました。
 国内企業物価指数とは、国内市場向けの国内生産品の企業間取引価格を生産段階または卸売段階で調査した指数です。輸出物価指数とは、輸出品の価格を日本から積み出される段階で調査した指数です。また、輸入物価指数とは、輸入品の価格を日本に入着する段階で調査した指数です。
 以上の3つの基本分類指数に加えて、参考指数として「需要段階別・用途別指数」「連鎖方式による国内企業物価指数」「消費税を除く国内企業物価指数、消費税を除く国内需要財指数」「国内・輸出・輸入の平均指数(従来の総合卸売物価指数)」などがあります。
 なお、企業物価指数は「原材料段階」「中間製品段階」「最終製品段階」といった各生産工程の商品を網羅しているため、原油等の原材料が値上がりした場合、それが川下の製品に転嫁されていく各工程で、価格上昇が繰り返しカウント(重複計算)されます。このため、消費者物価指数などの価格変動が重複計算されない物価指標と、単純に比較することはできません。
 卸売物価指数(WPI)  物価  GDPデフレーター  消費者物価指数(CPI)  消費税  中間財  輸出入物価指数
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