金融用語辞典
更新日:20151018

貸しはがし

 かしはがし
 貸しはがしとは、銀行等の金融機関が企業等の借り手に対して、既存の貸し出しの回収を要求することをいいます。貸し渋りが新規貸し出しの削減を目指す行為であるのに対して、貸しはがしは貸し出し残高の減少を目指す行為です。借入資金を設備投資などに活用している企業にとって、返済を迫られることは死活問題です。
 貸しはがしは、1997年秋以降の日本の金融危機において生まれた言葉で、不良債権の増加により自己資本が大幅に減少した金融機関がその改善のために実施したとされています。ただ、貸しはがしという言葉には、金融機関に対して不満が込められているように思われます。
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