金融用語辞典
更新日:20130405

特定口座における譲渡益等の計算例(株式投資信託)

 とくていこうざにおけるじょうとえきとうのけいさんれい(かぶしきとうししんたく)
 個人投資家のAさんは、公募の追加型株式投資信託(当初1口=1万円、購入時手数料等2.1%)を個別元本10,000円で、特定口座の源泉徴収選択口座で10口保有しています。Aさんは、同ファンドが値上がりし、基準価額が12,000円になったことから2014年3月に当該価額で換金しました。換金手数料や換金時に信託財産留保額の徴収がなく、換金時の個別元本は10,000円で、当該取引がその年最初の当該特定口座での取引とした場合、Aさんの手取額はいくらになるでしょうか。
 換金した場合の譲渡損益の額は、原則として、換金価額から換金時の個別元本に購入時手数料等を加えた額を差し引いた金額となります。そのため、譲渡損益の額=12,000円×10口−10,210円×10口=17,900円となります。また、この取引はその年最初の当該特定口座での取引であり、2014年中の源泉徴収税率は、20.315%(所得税および復興特別所得税15.315%、住民税5%)であることから、源泉徴収税額は、所得税および復興特別所得税=17,900×15.315%≒2,741円(円未満切捨て)、住民税=17,900×5%=895円となり、Aさんの手取額=12,000円×10口−(2,741円+895円)=116,364円となります。
 配当所得  確定申告(所得税)  株式投資信託  株式投資信託の換金または償還時の税金  所得税  譲渡  譲渡損失の繰越控除(株式投資信託)  税率  損益通算
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