金融用語辞典
更新日:20171215

個別元本(投資信託)

 こべつがんぽん(とうししんたく)
 個別元本とは、国内で設定された追加型投資信託における各投資家の課税上の購入価額のことです。投資信託を換金したときの税金の計算の基準となる購入元本について、購入時期による税制上の不公平が生じないように、2000(平成12)年4月に導入された制度です。それ以前の購入元本は、当該ファンドの保有者全員の平均購入価額にあたる平均信託金が用いられていましたが、各投資家の購入価額を課税上の元本にすると変更されたことから、個別元本が用いられるようになりました。
 投資信託の一部を解約しても個別元本は変わりませんが、買い増すと合計購入価額を保有口数で割った値に修正されます。また、分配金として追加型株式投資信託における元本払戻金(特別分配金)を受け取ると、その分個別元本は減額修正されます。元本払戻金は課税対象となる収益ではなく、各投資家の個別元本の払戻しに相当するものとされ、非課税となるためです。なお、投資信託を当初募集時に購入した場合の個別元本は、当初元本価額(1万円)となります。
 収益分配金に係る税金(公募株式投資信託)  基準価額  個別元本と取得価額  消費税  信託  信託財産留保額
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