金融用語辞典
更新日:20140125

元本確保型投資信託

 がんぽんかくほがたとうししんたく
 元本確保型投信とは、償還時の投資元本を確保する等の形で、基準価額の値下がりリスクを一定範囲内に限定しつつ、収益性を追求する仕組みを持った投資信託のことです。この投資信託の特徴は、ファンドの資金を安定運用部分と積極運用部分とに分けて運用するところにあります。
 安定運用部分は、信用リスク価格変動リスクの少ない債券等を中心に運用し、確実な金利収入によって元本確保を目指します。一方、積極運用部分は株式やデリバティブ商品、低格付け債券等で運用し、より高い運用成果を狙います。安定運用部分と積極運用部分の構成比率の調整や運用商品の種類で、元本を確保する比率が決定されるのが一般的です。
 この投資信託には、金融機関に償還時の元本を保証する信用状を発行してもらうタイプのものや、基準価額が上昇するにつれ、元本確保額が底上げされるタイプのものもあります。しかし、仮に金融機関の信用状があっても、元本を保証しているのは国や預金保険機構といった公的機関ではないため、信用状を発行した金融機関が破たんしてしまうリスクは残っています。また、外貨建てで元本を保証するものの場合には、当然、為替リスクが存在します。
 通常は満期償還時の元本の確保やリスクの限定を目指して設計されていることが多いため、途中で換金した場合等は元本確保やリスクの限定ができない場合もあります。なお、償還時に投資元本の何%かを確保するといった形態の投資信託のことを「リスク限定型投信」という場合もあります。
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