金融用語辞典
更新日:20170809

外国為替市場

 がいこくかわせしじょう
 foreign exchange market
 外国為替市場とは、円やドルなどの異なる通貨を取引する場のことをいいます。単に、為替市場ということもあります。もっとも、市場といっても、魚市場や青果市場のように特定の場所や建物を指すわけではなく、特定の枠組みの中で行われる取引全体を示す概念です。実際の外国為替市場における取引の多くは、電話や電子機器を通じて行われています。東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場等の呼び名も抽象的なもので、特定の場所を指しているわけではありません。
 外国為替市場における取引は、銀行とその顧客との間で行われる「対顧客取引」と、銀行間で行われる「インターバンク取引」に分けることができます。「対顧客取引」とは、貿易業者などが代金決済のために、また機関投資家などが海外投資を行う場合などに銀行と外国為替の売買取引を行うことです。一方、「インターバンク取引」とは、外国為替市場において、銀行と銀行が対顧客取引により生じた手持ち外貨資金の過不足の調整や、手持ち外貨の為替変動リスクを回避するために、直接または外為ブローカーを通じて行う取引のことです。このほか、銀行は、為替変動による収益を求め、自己の計算と勘定による為替取引(ディーリング取引)も行っています。インターバンク取引の市場には、銀行のほか、為替ブローカーや日本銀行なども参加し、日本銀行は主として為替相場の安定を図るため市場に介入しています。
 場(相場)  外国為替  為替ブローカー  外国為替相場  為替変動リスク  機関投資家  資本取引  収益
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