金融用語辞典
更新日:20151025

ベンチャー・キャピタル

 独自の経営ノウハウや高度な新技術などを持ち、新たな産業の担い手として登場してきている起業家精神に富む企業群をベンチャー企業(ビジネス)と呼びますが、ベンチャー・キャピタルとは、これらベンチャー企業の株式等への投資などを通して直接的に資金を提供する専門的な企業のことをいいます。なお、提供される資金そのものをベンチャー・キャピタルという場合もあります。
 ベンチャー企業の多くは、創業から日が浅く、経営的基盤が固まっていないため、投資のリスクも大きく、普通の金融機関の融資や投資の対象となりづらいといえます。そのため、ベンチャー・キャピタルは、銀行や証券、事業会社などの本体ではなく、別会社形式で設立されているのが一般的で、外資系企業も多く設立しています。広く出資を募り、投資事業組合を組成することも盛んに行われています。また、資金の提供にとどまらず、経営面での支援や人材の派遣を行うケースもあります。
 ベンチャー・キャピタルは、リスクは大きいものの、将来的には出資企業の株式公開などにより、ハイリターンを期待できる魅力があります。近年では、他の事業会社のM&A(企業の買収・合併)によって売却益を得るケースも増えています。
 M&A  エンジェル税制  ベンチャー・ビジネス  リスク  投資事業組合
戻る