金融用語辞典
更新日:20151025

ヘッジファンド

 ヘッジファンドとは、ヘッジ手法等を駆使して運用されるファンドのことです。一般的なヘッジファンドの要件としては、「投資対象国、対象銘柄、投資スタイルに制限がなく、自由に運用できること」「レバレッジによる資金効率を高めていること」「常にプラスのリターンを確保することを求めること」「ヘッジを施したファンドであること」などが挙げられます。ただし、実際には、さまざまなスタイルや戦略を取るヘッジファンドが世界中に存在し、明確な定義が確立していないのも現実です。
 ヘッジファンドの代表的スタイルには、「イベント・ドリブン型」「グローバル・マクロ型」「マーケット・ニュートラル型」などがあります。イベント・ドリブン型とは、いわゆる特殊な状況にある証券(倒産銘柄、合併銘柄、インデックス入替対象銘柄など)の売買により、利益をあげるタイプです。グローバル・マクロ型とは、世界のマクロ経済全体を見た上で、世界中の株式債券通貨の中で割高なものを売り、割安なものを買うタイプです。このタイプのファンドは、投資内容が多種多様なため、マクロ経済の見通しが的中した場合のリターンが大きくなる半面、外れた場合にはヘッジがまったく機能せず、多額のロスが発生することもあります。マーケット・ニュートラル型とは、取引する市場に対してリスクを取らないようにするため、同市場内の類似の銘柄の売り買い等を同額程度(両建て)することで、利ザヤを取っていくタイプです。
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