金融用語辞典
更新日:20150925

物的会社

 ぶってきがいしゃ
 物的会社とは、社員(出資者)の個性や人的なつながりよりも、会社の財産的基盤としての物的な要素のほうが重視される会社のことをいい、株式会社がその典型です。合同会社も物的会社としての要素が含まれる会社です。物的会社に対し、社員の個人的結合の色彩が強い会社のことを人的会社といいます。合名会社合資会社人的会社です。
 会社は、人の集まりとしての人的な要素と、財産的な基盤である物的な要素により構成されますが、債権者等に対して最終的な責任を持っているという観点から財産的な要素に重点を置くものを物的会社というわけです。物的会社では、社員は全員が有限責任であり会社財産だけが担保財産となるため、会社法では、資本金額を一定の基準として、その充実を図ることを規定しています。
 なお、人的会社は比較的小さい会社に多く、会社の規模が大きくなるにつれて、その人的な結合の要素が希薄となって物的会社の色彩を強めることになります。
 会社  合資会社  合名会社  合同会社  持分会社  人的会社
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