金融用語辞典
更新日:20151025

BRICS(ブリックス)

 ぶりっくす
 BRICSとは、ブラジル・ロシア・インド・中国、南アフリカの国名の頭文字を組み合わせたもので、これらの新興5か国を総称するものです。米国の有力投資銀行であるゴールドマンサックスが2003年「Dreaming with BRICs:ThePath to 2050」と題するレポートを発表し、ブラジル、ロシア、インド、中国の4か国をBRICsと総称し、一般に普及しました。その後、2011年4月に南アフリカが正式に加わり、BRICSと称するようになりました。5か国は、人口が世界1位の中国や2位のインドのように多くの人口を有するとともに、広大な国土と多くの資源を持っている点でも共通しています。1990年代に入って規制緩和のもとで市場拡大と海外資本の流入が続いており、GDPの伸びは先進7か国の成長を上回るものとなっています。さらに、21世紀中ごろまでには、米国や日本、欧州連合(EU)などと並ぶ経済大国になると見られており、国際的に投資家の関心を集めています。ただし、国内では民主体制の確立や大きな貧富格差の是正、インフラの整備、大きな対外債務と高いインフレ率、エネルギーや食料の確保の問題など、解決しなければならない課題も多く抱えています。
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