金融用語辞典
更新日:20150925

ブレンド運用

 ぶれんどうんよう
 アクティブ運用をとる追加型株式投信の投資スタイルには、「バリュー型」と「グロース型」と呼ばれるものがありますが、「ブレンド運用」とは、「バリュー型」「グロース型」の投資スタイルを1つのファンドに取り込もうという投資手法です。
 「バリュー型」は、ファンダメンタルズ指標をもとに株式市場において相対的に割安と評価される銘柄に投資するもので、投資基準は「株価の割安度」です。一方の「グロース型」は、企業の成長性を指標とし、株式市場において相対的に成長性が高いとされる銘柄に投資するもので、投資基準は「成長性」です。
 「バリュー型」と「グロース型」は、それぞれ投資基準が異なるため、相場の性格によって基準価額への影響が異なります。成長性を基準とした「グロース型」は、1999年にIT関連株が急騰した時には、大きく上昇して、人気を博しましたが、その後のIT関連株の下落により、大きく下落しました。一方、割安度を重視した「バリュー型」は、IT関連株の急騰の恩恵をあまり享受できませんでしたが、その後のIT関連株下落局面では、下落率の小さかったために注目が集まり、新規設定が相次ぎました。このように、どちらかの投資手法で運用する場合、相場の性格によってはリスクが大きくなり過ぎたり、期待したような収益が得られなかったりすることがあります。
 なお、「ブレンド運用」には、「バリューやグロースといったスタイルに特化せず、幅広い銘柄に投資を行う」という考え方と、「バリューやグロースといった投資スタイルを相場の動向等に応じて使い分ける」という考え方があります。
 アクティブ運用  バリュー株ファンド  株式市場  基準価額  グロース株ファンド  人気(相場)  リスク  収益  投資スタイル
戻る