金融用語辞典
更新日:20151028

振替加算(年金)

 ふりかえかさん
 厚生年金保険の被保険者期間が20年以上ある人などが、特別支給の老齢厚生年金の定額部分または65歳以後の老齢厚生年金を受けられるようになったときに、その人に生計を維持されている65歳未満の配偶者がいる場合などには、原則としてその人の年金に加給年金額が加算されます。ただし、その配偶者が65歳になると、その配偶者が老齢基礎年金を受けることができるようになるため、加給年金額の支給は打ち切られます。その際、一定の要件を満たせば、加給年金額に代わって、その配偶者の老齢基礎年金に一定額が加算されます。これを「振替加算」といいます。
 振替加算は、公的年金の加入期間が短い等のため、老齢基礎年金の受給額が少ない人等に配慮したものです。なお、その配偶者が老齢基礎年金を繰上げ請求している場合においても、振替加算が加算されるのは65歳に達したときです。振替加算の対象となる人は、「1926年(大正15年)4月2日から1966年(昭和41年)4月1日までの生まれである」「その配偶者が老齢基礎年金のほかに老齢厚生年金退職共済年金を受けている場合は厚生年金保険または共済組合等の加入期間が240月(20年)未満である」といった要件を満たす人です。振替加算の額は、生年月日に応じて減額されていき、1966年(昭和41年)4月2日以降生まれの人からゼロになります。
 加給年金額  厚生年金保険  公的年金  老齢基礎年金  老齢厚生年金  退職共済年金  特別支給の老齢厚生年金
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