金融用語辞典
更新日:20150925

FFF(フリー・ファイナンシャル・ファンド)

 えふえふえふ
 FFFとは、1985年8月に設定された、機関投資家を中心とする大口投資家向けの、中期国債ファンドに類似した、追加型公社債投資信託です。中期国債ファンドは、1980年の設定以来、大口投資家を含め多くの投資家の、短期資金の運用対象になっていました。しかし、貯蓄商品としての基本的性格の維持と安定運用のために、中期国債ファンドが募集調整により法人比率を低下させたため、1985年におよそ1兆円以上も純資産が減少しました。このような募集調整により、中期国債ファンドから逃げた法人資金を狙った他業界の新商品に対抗するために設定されたのがFFFです。
 仕組みについては、毎日決算・分配が行われ、月末最終営業日に分配金が自動再投資され、販売手数料がかからないなど中期国債ファンドに類似する点が多くあります。中期国債ファンドと異なる点としては、FFFの販売単位が1,000万口以上1万口単位(または100万口以上1口単位)になっていること、解約請求による換金の場合、換金の申出日から換金代金を受け取るまで4日から1週間程度の日数が必要な場合があること、買取請求による換金の場合に1万口につき20円の手数料とそれに伴う消費税が徴収される場合があること、キャッシングの制度がないことなどがあげられます。FFFの運用は、中・短期債を中心に、コール、手形などで行われ、安定した収益の確保を目指して運用されます。
 機関投資家  公社債投資信託  収益  消費税  中期国債ファンド  手形  投資信託
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