金融用語辞典
更新日:20150925

不動産証券化

 ふどうさんしょうけんか
 不動産が生み出すキャッシュフローを得る権利を、有価証券に変換することを不動産証券化と呼びます。有価証券とすることで、不動産の特性である、「投資金額が大きい」「投資期間が長い」などの問題点を改善することができます。
 証券化する側には、「より有利な資金調達が可能」「資本効率の改善」などのメリットが、また、投資家側には、「投資対象商品の多様化」「小口資金の個人投資家でも投資可能」などのメリットがあります。
 証券化のプロセスは、SPV(Special Purpose Vehicle)と呼ばれる便宜上の器(具体的には、特定目的会社、不動産投資信託、匿名組合等)に対象の不動産譲渡され、次に、この器が当該不動産のさまざまな権利を裏付けに、有価証券を発行します。SPVは対象不動産から得られるキャッシュフローを分配することのみを役割としており、その特殊性から法人税が課せられない(二重課税を排除するため)または軽減されることが多くなっています。
 不動産証券化商品で一般的なのが不動産投資信託(REIT)であり、わが国では2000年の解禁以来急拡大を続けています。
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