金融用語辞典
更新日:20150925

ブックビルディング方式

 ぶっくびるでぃんぐほうしき
 ブックビルディング方式とは、公開価格の決定方式の1つで、需要積み上げ方式とも呼ばれるものです。
 ブックビルディング方式では、まず引受証券会社が、発行会社の目論見書に基づいて株価算定能力が高いと思われる機関投資家等の意見をもとに公開価格の仮条件を決定します。その後、仮条件を投資家に提示して、投資家の需要状況を調査し、結果を集計します。これをブックビルディングといいます。この集計結果をもとにマーケットの環境などを勘案した上で、主幹事証券と発行会社が協議して、最終的な公開価格を決定します。
 1997年8月までは、株式の新規公開に際しては競争入札方式しかありませんでしたが、競争入札方式では公開価格が高く設定されがちで公開後の株式の円滑な流通に支障を来すといった指摘があったため、同年9月以降は競争入札方式とブックビルディング方式のいずれかを選択できるようになりました。1997年のブックビルディング方式導入後は、すべての企業がこの方式を選択しています。
 機関投資家  競争入札方式(公開株式)  公開価格の決定  投資信託説明書(目論見書)
戻る