金融用語辞典
更新日:20170602

ビッグデータ

 びっぐでーた
 ビッグデータとは、量的側面からいえば、典型的なデータベースソフトウェアが把握し、蓄積し、運用し、分析できる能力を超えたサイズのデータをいいます。一般的には3つのVでその特徴を説明されることが多く、具体的には、「Volume(多量性)」、「Variety(多様性)」、「Velocity(生成スピード)」の特徴を持ったデータのことを指します。
 近年、スマートフォンやタブレット、SNS(Social Networking Service)などのソーシャル・メディアやM2M(Machine to Machine)の普及に伴い、世界中で生成・蓄積されているデータ量は急増しています。これまでは大量のデータの収集・分析などは時間と費用の面で限界がありました。ところが、ICT(情報通信技術)の進歩により、従来からの販売や在庫などに関する数値や文字列などのデータ(構造化データ)のみならず、ツイッターなどに代表されるテキストデータ、位置情報、センサーデータ、音声、動画などのデータ(非構造化データ)のデータベース管理システムの実用化や大量のデータの分散・リアルタイム処理手法の普及などが進み、大量で多種多様なデータの生成・収集・分析が可能となりました。
 こうしたなか、ビッグデータを活用して、新たなビジネスを創り出そうとする流れが生まれています。産業界において、ビッグデータの活用が期待されている分野としては、小売業(商品推奨、行動ターゲッティング広告)、交通(渋滞予測、リアルタイム情報提供サービス)、農業(農業ICT)、製造業(故障予測、異常検出)、金融(不正検出、株式市場の予測)、医療(最適治療、風邪の流行予測)、警備保障(不審者監視サービス)などがあげられています。
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