金融用語辞典
更新日:20140916

PFI市場(社会資本整備市場)

 ぴーえふあいしじょう
 PFI(Private Finance Initiative)とは、民間資金を活用して公共サービスを提供する手法のことをいいます。また、PFIに係る事業を実施する際の手続き等を定めた法律に「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(PFI法)」があります。現在、PFI法の改正等により、PFIを活用した社会資本整備等を進める動きが活発化しています。
 PFIでは、公共サービスの最終責任は管理者である公的主体が負い、事業の実施は選定された民間事業者(特別目的会社)が担います。また、一般にPFI事業に係る資金調達等が行われる場をPFI市場といいます。
 旧 大阪証券取引所(現 大阪取引所)は、PFI関連企業に上場による資金調達の途を開き、その事業運営の推進に資するため、また、投資者に多様な金融商品を提供することを目的として、2000年2月にPFI市場を開設しました。PFI市場に上場できる企業は、PFI法に定める公共施設等の整備に関する事業のうち、特定のプロジェクトを専門に行うために設立された企業(プロジェクト・カンパニー型企業)とされていました。また、対象となる企業は、自社が発行する債券や優先株のみを上場することも可能で、各プロジェクトに応じた有価証券の発行等によって、必要な資金を柔軟に調達できる仕組みになっていました。しかしながら、2013年7月16日の現物市場の東京証券取引所への統合の際に、PFI市場は、今後具体的な上場検討事例が生じた時点で改めて制度整備の検討を行うものとして、現物の統合市場には引き継がれませんでした。なお、現物市場統合前に同市場へ上場した企業はありませんでした。
 大阪取引所  PFI  会社  金融商品  債券  上場  有価証券(金融商品取引法)
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