金融用語辞典
更新日:20071107

貧困率

 ひんこんりつ
 所得が貧困線以下にある人口が人口全体に占める割合をいいます。したがって、その大きさは貧困線の定義しだいで変わります。わが国では生活保護制度の最低生活基準を使うことが多いのですが、OECDなどでは相対的貧困概念を採用して、中位可処分所得の50%の水準を貧困線と定義しています。たとえば2006年のOECD報告書では、日本の相対的貧困率が米国に次いで第2位であると報告していますが、世界でも有数の豊かさを誇る米国と日本が貧困率ワースト1、2位に挙げられることには、違和感があります。一方、世界銀行では1993年の購買力平価換算で1日当り生活費1米ドルを貧困線とし、それ未満で生活している人を絶対的貧困層(極貧層)と定義しています。「人間開発報告書2005」では、世界の5人に1人が絶対的貧困下にあると報告しています。
 OECD  所得
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