金融用語辞典
更新日:20150725

バリュー株

 ばりゅーかぶ
 value stock
 バリュー株とは、価値株と訳され、発行会社の収益力、財務内容、資産価値などから見て、明らかに割安だと思われる株式をいいます。割安かどうかは、その株式配当利回り株価収益率(PER)株価純資産倍率(PBR)などの指標を、過去の推移や比較可能な他社株の水準と比較して判断します。
 バリュー株を好む投資家の考え方には、(1)株価は、その株の持つ投資価値の大きさによって決まる、(2)しかし、株価は市場における一時的な需給関係の変動によって価値から離れた価格を形成することがある、(3)ただし、時間が経てばいずれ価値すなわち妥当株価に回帰する、(4)したがって、価値と比較して時価が割高であれば売り、割安であれば買うことによって高い投資収益率を獲得することができる、というものです。
 バリュー株投資は、1980年代以降盛行した「スタイル投資」において、グロース株投資と対比する考え方として定着しました。どちらが高い投資収益を上げたかは、データを取る期間によって異なりますが、個人投資家などには堅実な投資法としてバリュー株投資が推奨されます。
ただ、「現在形成されている株価には、現時点で利用可能なあらゆる情報が織り込まれており、市場が知らない隠された価値という情報などはない」とする効率的市場論の立場からいうと、バリュー株投資は、「市場参加者のほとんどは知っているが自分だけが知らない情報があり、その情報を知らないが故に、その株式を割安だと誤って判断しているのかもしれない」というリスクがつきまといます。
 配当利回り  バリュー株ファンド  株価収益率(PER)  株価純資産倍率(PBR)  株式  リスク  スタイル別評価(投資信託)  投資収益率
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