金融用語辞典
更新日:20150725

発行市場と流通市場

 はっこうしじょうとりゅうつうしじょう
 primary market
 有価証券市場は、機能面から「発行市場(Primary Market)」と「流通市場(Secondary Market)」に分類されます。発行市場とは、資金調達の目的で新規発行の証券が、発行者から直接あるいは仲介者(引受会社=主として証券会社)を介して投資家に第一次取得される市場のことです。流通市場とは、既発行の証券が第一次投資家から、第二次、第三次の投資家に転々流通する市場のことです。
 両市場は無関係なものではなく、密接不可分な関連を持っています。活発な流通市場がなく、いつでも所有する有価証券を換金できる市場がなければ、投資家は安心して証券投資をすることができないため、証券の新規発行自体ができなくなるからです。なお、流通市場で形成された証券の価格は、その証券に対する投資家の需給動向を端的に示すため、新規に証券を発行する場合、流通市場の価格を基準として発行されます。
 引受会社  証券会社  有価証券(金融商品取引法)
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