金融用語辞典
更新日:20170602

オリジネーター

 originator
 一般に、貸出し債権や保有する不動産などを流動化するために、画一化、小口化することをセキュリタイゼーション証券化)といいますが、この対象資産となる原債権や原資産を自ら購入・保有する企業や銀行などをオリジネーターと呼んでいます。オリジネーターは証券化に際し、証券の発行起点としての役割を担います。すなわち、オリジネーターが保有していた原債権や原資産は、特別目的会社(SPC)等に売却されて、その資産から生じるキャッシュフローを裏付けとして有価証券が発行され、資産が生み出すキャッシュフローを受け取る権利は有価証券の購入者である投資家に移転されることになります。セキュリタイゼーションは、基本的に、このオリジネーター(原債権等の保有者=資金調達者)と、最終的に証券を購入する投資家、さらに投資家のニーズにあわせてスキームを作りオリジネーターと投資家を結び付ける仲介者(アレンジャー)の3者で成り立っています。なお、オリジネーターにとって、原債権や原資産を証券化することは、資産をオフバランス化して財務の改善ができるとともに、流動性の低い資産を活用して低コストで効率的な資金調達、運用ができるメリットがあります。
 アレンジャー  不動産  流動性  債権  証券化  証券会社  セキュリタイゼーション  特定目的会社  特別目的会社(SPC)
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