金融用語辞典
更新日:20170602

オフショア市場

 おふしょあしじょう
 offshore market
 オフショア市場とは、基本的に、国内金融市場とは切り離した形で、非居住者が資金調達や資金運用を、金融制度・税制上の制約を少なくして、自由に行えるようにした市場のことです。ただし、厳密には、非居住者が非居住者に向けて取引する市場「外外取引」(ニューヨーク、シンガポール、東京など)、国内取引と外外取引に制度上の区別がなく取引できる市場(ロンドン、香港など)、タックス・ヘイブン諸国において海外の子会社同士が取引する市場(ケイマン、バハマなど)の分類区分があります。オフショア市場では源泉所得税が課されないのが一般的です。
 なお、東京オフショア市場は1986年12月に開設されましたが、金融機関が東京オフショア市場で取引を行う場合には、財務大臣の承認を得て、オフショア(JOM:Japan Offshore Market、特別国際金融取引)勘定を開設し、非居住者を取引の相手方として国外から調達した資金を国内勘定等とは切り離した形で運用することを原則としています。
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