金融用語辞典
更新日:20170602

ABS(資産担保型証券)

 えーびーえす(しさんたんぽがたしょうけん)
 Asset Backed Securities
 ABS(資産担保証券)とは、オリジネーターと呼ばれる原保有者が保有する特定の資産を、特別目的会社(SPC)に譲渡することによって企業から分離し、その資産から生じるキャッシュフローを裏付けに発行する有価証券であり、最も一般的な証券化商品とされています。
 わが国では、1998年9月に「特定目的会社による特定資産の流動化に関する法律(SPC法)」と「特定目的会社による特定資産の流動化に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」が施行され、これに基づいて発行されるABSは、証券取引法(現 金融商品取引法)上の有価証券となりました。
 企業から分離される資産には、売掛金、受取手形、社債、貸付金(住宅ローン、自動車ローン、クレジットカードローン等)、リース債権、コマーシャルペーパー(CP)、商業用不動産ローンなどがあります。ABSは、企業の信用力ではなく、債権等自体から得られるキャッシュフローが償還財源となるため、担保資産が優良であれば、企業の信用力とは関係なく比較的低コストでの資金調達が可能になります。
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