金融用語辞典
更新日:20131225

営業利益

 えいぎょうりえき
 operating profit
 営業利益とは、会社がその主な事業活動から生み出した、最も基本的な利益です。事業活動においては、原材料や半製品の仕入れおよび製品の生産、その販売、その間の経営管理の3つの過程を経て、売上高が生み出されます。売上高から仕入れと生産活動に要した費用として売上原価を差し引いて売上総利益が得られます。売上総利益から、さらに販売や経営管理に要した費用である販売費(広告宣伝費など)や一般管理費(販売員や事務員のための人件費など)を差し引いて営業利益を求めます。運輸業や金融業といったサービス産業では、収入運賃や収入利息などの役務収益から、それに直接必要とした費用を差し引いて売上総利益を求め、そこから販売費・一般管理費を差し引くことで営業利益を求めます。
 営業利益の多少は、その会社が提供する製品やサービスに対して社会がどれだけの報酬を与えたかを示していますから、会社の収益力を表すと同時に、その競争力を表わしているともいえます。営業利益の絶対額は会社の規模等によって違いますので、普通は売上高や経営資本と対比した、売上高営業利益率や経営資本営業利益率の高低で収益力、すなわち会社経営の効率を測ります(注;経営資本=総資本―金融活動資本―未利用資本)。
 ただ、利益率は業種や業態によって異なりますので、他社とその優劣を比較する場合には、似通った業種や業態さらには規模など、比較して意味のあるもの同士で比べることが大事です。また、1社の値を時系列的に並べてみて、その水準と上昇・低下といった傾向を知ることも重要です。
 売上原価  売上総利益  売上高  販売費および一般管理費  半製品  会社  利益  利益率
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