金融用語辞典
更新日:20150525

永久債

 えいきゅうさい
 perpetual debenture
 永久債とは、一定期間後の満期に元本が償還される有期債に対して、元本償還の規定がなく、発行体が存続する限り永久に利子が支払われ続ける債券のことをいい、株式に近い性格を持ちます。有期債に比較して高いクーポンレートがついている分、投資家にとっては魅力的であり、また、発行体にとっては元本償還がないため、自己資本充実に役立つというメリットがあります。劣後特約の付いた永久劣後債は、国際決済銀行(BIS)の自己資本比率規制においては、株式の含み益同様、補完的項目(Tier2)への算入が認められています。わが国では1992年に永久劣後債の発行が認められるようになり、都市銀行などが自己資本比率を上昇させるために発行しています。
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