金融用語辞典
更新日:20151031

いざなぎ景気

 いざなぎけいき
 いざなぎ景気とは、1965年(昭和40年)の不況を底に1970年(昭和45年)まで続いた息の長い好景気を指しています。
 景気基準日付によると、いざなぎ景気は1965年10月を底に1970年7月までの57か月に及び、長らく第二次世界大戦後最長の景気回復期間とされてきました。しかし、2002年1月を底に回復を続けてきた景気拡大がこれを上回ることが明らかとなったため、いざなぎ景気は戦後2番目の長期好況ということになります。ただし、経済成長率の高さや好景気の度合いではいざなぎ景気が2002年以降の景気をはるかに上回るものでした。
 いざなぎ景気という名称は、神武景気岩戸景気を上回る好況という意味を込めて名付けられました。「いざなぎ」とは日本神話で、天つ神の命をうけ日本列島を作ったとされる男神「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」から採られました。
 いざなぎ景気の原動力になったのは新しい設備投資のうねりでした。造船、鉄鋼、石油化学工業を中軸とする全国への工場立地・コンビナート化とカラーテレビなど家庭電化製品及び自動車等の普及が対米輸出拡大とあいまって成長をリードしました。その結果、1968年には、日本のGDPの経済規模が世界第2位に達しました。 家庭では、新三種の神器とか3Cといわれるカラーテレビ、クーラー、自動車が普及しました。
 岩戸景気  不況  グロース・リセッション  景気  景気循環  経済成長率  景気基準日付  好況  なべ底不況  神武景気
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