金融用語辞典
更新日:20170602

インフレーション

 inflation
 インフレーション(インフレ)とは、モノ・サービスの全体的な価格水準(物価)が持続的に上昇して、通貨(お金)の価値が下落する現象をいいます。
 インフレには、いくつかのタイプがあり、(1)モノ・サービスに対する需要が供給を大幅に上回ったときに発生するディマンドプル型インフレ、(2)石油や原材料等の価格上昇あるいは労働賃金の上昇など供給面でのコストが押し上げるコスト・プッシュ型インフレ、(3)お金の供給(マネーストック)が一国の円滑な経済活動に必要な額を大きく超えることで発生する過剰マネーストック型インフレ、(4)外貨に対する円の為替レートが円安になって輸入品価格等が上昇する円安型インフレ、(5)海外のインフレが輸入品などを介して国内に波及する輸入型インフレなどのほか、戦争や経済の大混乱で物価の上昇率が極端に高くなる「ハイパー・インフレ」や、上昇率は緩やかなものの、徐々に忍び寄ってくる「クリーピング・インフレ」、土地株式などの資産価格が急上昇する「資産(価格)インフレ」などもあります。
 わが国の中央銀行である日本銀行(日銀)の金融政策の理念は、日本銀行法で「物価の安定を図ること」となっており、従来、日銀の金融政策においてはインフレ抑制が第一義的な目標とされてきました。しかし、2013年1月以降、日銀は長引くデフレからの脱却と持続的な経済成長を目指して、初めてインフレターゲット(物価上昇の目標)を年率2%と定め、これをできるだけ早期に実現するための政策をとっています。
 インフレ会計  インフレ・ターゲット  ハイパーインフレーション  物価  株式  為替レート  金融  クリーピング・インフレ  コストプッシュ・インフレ  マネーストック  債券  通貨  ディマンドプル・インフレ  デフレーション  土地
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