金融用語辞典
更新日:20151130

医療費控除(所得税)

 いりょうひこうじょ
 医療費控除とは、所得控除の1つで、納税者本人または本人と生計を一にする配偶者やその他の親族のために年間に一定額以上の医療費を支払った場合、その費用を所得から控除できるというものです。控除額は、その年に支払った医療費の総額から保険金などで補てんされる金額と10万円(総所得金額等が200万円未満の場合は、その5%相当額)を差し引いた額となりますが、最高200万円という制限があります。
 なお、病院までの交通費などは控除の対象となりますが、医師への謝礼金、美容整形の費用、自己都合の特別室差額ベッド料金などは対象となりません。また、同じ費用項目でも対象になる場合とそうでない場合があるので注意が必要です。たとえば、人間ドック費用は原則として対象ではありませんが、診断の結果、重大な疾病が見つかって治療を受けたときは、その健康診断費用は対象となります。保険金などの補てん金額が確定していない場合には、その見込み額を差し引く必要があります。健康保険組合や共済組合から支給を受けるものでも、傷病手当金出産手当金は補てん金に該当しません。
 給与所得者の場合、年末調整では医療費控除の適用を受けることはできないため、確定申告が必要です。申告書には原則として医療費の領収書を添付もしくは提示します。
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