金融用語辞典
更新日:20151225

遺族年金

 いぞくねんきん
 遺族年金とは、一定の要件を満たす公的年金制度の加入者が死亡した場合に、一定の条件を満たす遺族に支払われる年金のことです。遺族年金には、「国民年金の遺族基礎年金」および「厚生年金の遺族厚生年金」があります。
 遺族基礎年金とは、「国民年金に加入している人」「国民年金に加入していた人で60歳以上65歳未満の日本在住中の人」「老齢基礎年金を受給している人」「老齢基礎年金の受給資格期間を満たしているが待機中の人」が死亡したときに、死亡した人に生計を維持されていた子(18歳の誕生日の属する年度の末日を経過していない未婚の子または20歳未満で障害等級1級または2級の状態にある未婚の子、以下同じ)のある配偶者または子に対して支払われる年金のことです。
 遺族厚生年金とは、「厚生年金の被保険者が死亡したとき」「厚生年金の被保険者期間中に初診日のある傷病で初診日から起算して5年以内に死亡したとき」「障害等級1級または2級の障害厚生年金の受給権者が死亡したとき」「老齢厚生年金の受給権者または受給資格期間を満たしている人が死亡したとき」に、当該厚生年金の被保険者または被保険者であった人によって生計を維持されていた遺族に支払われる年金のことです。
 この場合の遺族とは、厚生年金の被保険者または被保険者であった人が死亡したときに、その人に生計を維持されていた「妻」「55歳以上の夫」「子」「55歳以上の父母」「孫(子と同じ条件)」「55歳以上の祖父母」です。55歳以上の夫、父母、祖父母の支給開始は60歳からとなりますが、夫については、遺族基礎年金を受給している間は遺族厚生年金を合わせて受給することができます。遺族厚生年金には優先順位が定められており、先順位の人がいる場合には、後順位の人は遺族厚生年金を受給することはできません。
 遺族年金の遺族  被保険者  報酬比例部分  寡婦年金  共済年金  厚生年金保険  国民年金  老齢基礎年金  老齢厚生年金  受給資格期間(老齢年金)  障害等級  障害厚生年金  職域年金  退職共済年金
戻る