金融用語辞典
更新日:20180626

ICO

 あいしーおー
 Initial Coin Offering
 ICOとは、仮想通貨を使った資金調達のことで、新規仮想通貨公開と呼ばれています。ICOの実施手順としては、(1)資金調達したい企業はホワイトペーパーと称する事業計画書をインターネット上に公開し、トークンと称するデジタル権利証(引換券に相当)を発行します。(2)そのトークンを、その企業に出資を希望する人に、ビットコインなどの仮想通貨で購入してもらいます。この時点では購入したトークンには価値はありません。(3)トークンが取引所に上場され、仮想通貨や現実の通貨と交換できるようになると、トークンに価値が生まれるようになります。(4)トークンは、発行企業の企業価値が上がると市場価値が上昇し、企業価値が下がると市場価値は低下します。市場原理が働くのは、株式と同じです。
 ただし、トークンは、出資額に応じた権利がある株式と違って、何の権利も保証されていない場合が多いのが特徴です。また、トークンは、株式や社債などと異なり、配当や利子を支払う必要はありません。
 ICOが世界的に急速に広がる中で主要国政府は規制等に動き出していますが、日本では規制する法律はなく、目下、法律制定の是非を模索している段階です。
 ビットコイン(仮想通貨)
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