金融用語辞典
更新日:20170602

アドオン方式

 あどおんほうしき
 add on system
 アドオン方式とは、貸付金の利息や割賦販売での手数料などの計算方法の一種で、借入金額と、借入金額に利率と借入期間とを乗じて算出した利息合計額をプラスした総額を、返済回数で均等分割して返済する方式のことです。
 たとえば、「2万円を借り、毎月一定額を返済する」場合、アドオン方式の利率金利)が20%で、10回払いとすれば、利息は20,000円×20%=4,000円、毎月の返済額は、24,000円÷10回=2,400円となります。これを年利にするとアドオン方式の年利は、20%×12/10=24%となります。
 しかし、この方式では、毎月の返済で元金が減っているのに、元金は減らないものとして計算されています。すなわち、アドオン方式の金利は、当初の元本に対して利息を計算する方式なので、残債方式で計算する実質金利に比べ、表面上著しく低く表示されることから、不当表示の一種とされ、割賦販売法ではアドオン金利の表示を禁止し、現在では実質年利のみの表示が義務づけられています。
 金利  利率  実質金利
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