金融用語辞典
更新日:20170602

赤字国債

 あかじこくさい
 わが国の財政法第4条第1項は、「国の歳出は原則として国債または借入金以外の歳入をもって賄うこと」と規定していますが、一方で、ただし書きにより公共事業費、出資金および貸付金の財源については、例外的に国債発行または借入金により調達することを認めています。この財政法第4条第1項ただし書きに基づいて発行される国債は「建設国債」と呼ばれ、国会の議決を経た金額の範囲内で発行できるとされています。
 建設国債を発行しても、なお歳入が不足すると見込まれる場合には、政府は公共事業費以外の歳出に充てる資金を調達することを目的に、特別の法律によって国債を発行することがあります。通常、これらの国債は「特例国債」と呼ばれますが、その性質から「赤字国債」と呼ばれることもあります。特例国債は、建設国債と同様に国会の議決を経た範囲内で発行できるとされ、一般会計予算総則にその発行限度額が計上されています。国会での審議の際には建設国債と同様に、償還計画表を提出することになっています。
 建設国債  国債  公共事業  歳入  特例国債(赤字国債)
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