金融用語辞典
更新日:20140125

IPO

 あいぴーおー
 Initial Public Offering
 IPOとは、株式の新規公開のことで、株主による保有株式の売出しや企業による株式の新規発行などによって多数の投資家に対して株式を供給し、不特定多数の投資家が参加する証券市場で売買ができるよう流通させることをいいます。また、そのために、証券会社(金融商品取引業者)が既存の株主から委託を受けて株式売出しを行ったり、株式を新規に発行して投資家を募集したりする業務そのものを指す場合もあります。
 IPOによって公開企業は広く投資家から資金を集めることができ、社会的信用も増すなど多くの利点があります。また、投資家も潜在的な成長性の大きい株式に投資することで将来の高い投資成果を期待できます。このため、IPO時には公開価格よりも高い価格(初値=はつね)が付くことが多かったため、IPO株をいかに入手するかをめぐっていろいろなトラブルが起きています。
 ただ、ここ数年は株式相場の低迷を受けて、公開価格そのものが低く設定されるうえ、初値が公開価格を下回る例もあり、IPO人気もかげり気味です。2008年のIPO企業数は、前年から6割減の49社にとどまりました。
 公開後に業績が急悪化したり反社会的勢力との関りが明らかになったり、中には公開からわずか9か月で経営破たんする例も出るなど不祥事が相次いでいることも、IPO人気に水を差しています。
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