金融用語辞典
更新日:20151031

RSI

 あーるえすあい
 Relative Strength Index
 RSIとは、過去一定期間(日々ベースでは9日から30日程度、14日を用いるのが一般的)の価格変動の中で上昇分がどの程度のウエイトを占めているかを表すもので、買われ過ぎまたは売られ過ぎを判断するための指標といえます。類似の指標としてサイコロジカルラインがありますが、サイコロジカルラインは、相場変動の方向のみを表すものですが、RSIは変動の幅も加味しています。
 14日間ベースのRSIの計算方法について見てみます。まず、過去14営業日において前日比値上がりした日の値上がり幅(絶対値)を合計し、それをUPとします。次に、過去14営業日において前日比値下がりした日の値下がり幅(絶対値)を合計し、それをDOWNとします。そして、UPの値をUPとDOWNを合計した値で除して、100を掛けることにより、RSIの値を求めます。
 RSIの計算方法からもわかるように、一定期間上昇を続けたり、あるいは下落したりすることがあっても上昇に比べて下落が小幅であった場合には、RSIは100%に近づきます。逆に、一定期間下落し続けたり、あるいは上昇したりすることがあっても下落に比べて上昇が小幅だった場合には0%に近づきます。言い換えれば、RSIが100%に近づけば相場は急上昇し過ぎであり、0%に近づけば相場は急落し過ぎであると判断することができます。このように、RSIは相場の行き過ぎを見るのに適した指標といえます。
 なお、RSIは、一般に持合い相場等において、逆張り用のテクニカル指標として用いられますが、一方向への強力なトレンド相場においては、買われ過ぎまたは売られ過ぎのシグナルが出ても、その後さらに同一方向へのトレンドが続くことがあるため、利用にあたっては注意が必要です。
 サイコロジカルライン
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